3週間でセーターを編み上げることができますか?初心者さんでも簡単にできる方法!

しばらくblogをお休みしていましたが、その間にセーターを1枚完成させました。私は編み物のプロフェッショナルではありませんが、過去に数枚セーターを編んでみた経験と初心者さん目線で考えた”氣づき”などをご紹介しようとおもいます。

今回はとても早く編み上がりました。

なぜなら、基本の”表編み”と”裏編み”だけを使ってデザインしたセーターだからです。 

その二つの編み方さえできれば、早くて、とても素敵なものができ上がりますよ。

通常セーターは、後身ごろ、前身ごろ、右腕、左腕の四つのパーツを編み、それらを繋ぎ合わせて最後に首まわりを編むという工程です。

私の場合は、四つのパーツをそれぞれ1週間以内に編むという目標を立てました。

とにかく、セーター作りはマフラーと違って”超大作”です。

ですから ”いつ終わる?” “もう、やめたい”と、何度も思うかもしれません。

私は何度も数えきれないほど思いました😅

しかし、それを乗り越えて完成した時の喜びは、困難を乗り越えた時に似ているかもしれません😁

皆さんもぜひ、この秋冬、チャレンジしてみてはいかがでしょう?

素材選びと量

私は自然の素材を選びます。ウールや、カシミア。

アクリル素材は発色は良くお色は美しいのですが、なんとなく昔流行ったアクリルタワシのイメージがしたので私は選びませんでした。

そして、アクリル素材なら自分で編むより既製品を買う方がお安く、仕上がりが良いです😅

最近、既製品ではあまりウール100%のものを見なくなりました。見つかってもお値段がびっくりするほどお高いです。

したがって、大切に長く愛用するなら、上質な素材を選びたいと思います😊

セーター1着分で”毛糸10玉〜”という表記がありますが、正直まったく足りません。

さらに、縄編みなどの模様を加えた場合はさらに毛糸が必要になります。

男性用と女性用では大きさがかなり違いますが、1000m 分以上、毛糸14玉くらいあれば、安心だと思います。これはおおよその目安です。

なぜなら、同じg 数でも、太さが違うと長さが違うからです。

そして、人それぞれ編み方が違いますから、キツく編んだり緩く編んだりで大きさが変わります。

その場合は編み針を太くすると仕上がりが緩くなり、編み針を細くすると仕上がりがキツくなりますから調節してみてくださいね。

ほとんどのお店では同じ毛糸は10玉までの在庫で売られているようですから、足りない場合がほとんどです。

その場合はお取り寄せしていただくか、最初から5玉や10玉で売られているものをまとめて買うしかありません。

多めに買って、あまった毛糸でおそろいのマフラーやスヌード、帽子を編むのも良いですね。

また、バイカラー(2色)などもおすすめです。

今年は80年代ファッションが流行りです。

セーターのボディとそでの部分を変えるのもおしゃれですね。その場合はラグランで編むと良いでしょう。私は肩の位置が決まっていないラグランが大好きです😊

お道具

編み図

作品の設計図です。最初の作り目の数や、増やし目や減らし目のタイミング、段数やサイズなどすべてが書かれています。

模様がどうこうというより、セーター自体の目数や編む段数、編み方が書いてありますから、とても重要です。

ネットで無料編み図というのもあるようですが、私は本を買いました。増やし目減らし目のやり方や、とめ方、とじ方などが書かれているからです。

編み針

編み針は従来の長い編み針でも良いのですが、途中で休憩した時などに毛糸が編み針から外れてしまった…なんてことにならないように、キャップやゴムでとめておくことをおすすめします。

わたしは輪が編める、編み針と編み針の間にチューブが入った編み針が好きです。

チューブ側に編み目をずらしておけば編み針から毛糸が外れることがないからです。

スヌードなどの輪を編む時以外も私はこれを使います。

毛糸

編み図に指定されている太さと量(多めに)。 

ほとんどの場合 g 数で書かれていますから、1〜2玉多めに準備すると安心です。

なぜなら、同じ並太、同じg数であっても、長さが違う場合がありますから、お氣をつけくださいね。

とじ針 又は かぎ針

とじ針という毛糸用の太い針。

しかし、これはなくても大丈夫なんですよねぇ。

実際私はとじ針を使わずに肩、袖、脇をかぎ針を使ってとじました。

かぎ針は編み間違えた場所を修正する時にも便利です。

はさみ

毛糸を切る時に。

メモとペン

何段編んだか忘れないようにメモします。

では、実践してみましょう‼️

まずは作り目から。

一般的には後ろ身ごろの裾から編むことが多いです。

1、3、5などの奇数の段は編み図通りですが、2、4、6などの偶数の段は編み図とは反対の編み方をします。

例えば、編み図が全て表編み(メリヤス編み)の場合は奇数の段は表編み。偶数の段は裏編みをします。

そして、一目ゴム編みの場合は表編みと裏編みを交互に、二目ゴム編みなら、2回ずつ”表表、裏裏”と編み進めて、次の段は表側と反対の編み方をします。

私は1段編むごとにメモに印をつけ、5段編み上がるたびに ”正” の字ができます😁

編み上がる頃には 正正正正正正の方…と、正の字だらけです😅

結果、こうすることで作品の段数を数えなくても、今何段目まで編んだかがわかります。

ほとんどの場合後ろ身ごろは問題なく編めると思います。

しかし、前身ごろの肩、襟周りで悩む方が多いのではないでしょうか?

答えは、片方の肩の目を休めて、片方づつ編みます。

そして、片方が編み上がったら、再び毛糸を結びもう片方を編みます。

そこさえ理解できれば、難しいことはもう何もありません。

引き続き、お袖を編んで全てのパーツをつなぎ合わせましょう。

つなぎ合わせ方は、裏側から。

かぎ針で鎖編みをする要領で編んでつないでいきます。

その時、キツくなりすぎないように注意しましょう。

表側にした時、布地がつらないように。

そして、すべてをつなぎ合わせた後首周りの目をひろいます。

この時も、かぎ針は大活躍します。一目づつひろうのは本当に大変な作業です。

でも、ここが終われば完成する‼️ という思いで、頑張りましょう😊

とにかく1段でも隙間時間に編む。

自分が決めたノルマを達成する。

慣れてくると編む速度が速くなります。

ですから、編み進めていくうちに少し楽になってくるでしょう。

そして、やり遂げた達成感はあなたの成功体験の一つになります。

成功体験はすればするほど自信になりますし、自信はあなたの魅力となる大切なもの。

私はこの達成感がたまらなく好きだから、今再び2枚目のセーターを編んでいます。

今年の冬は寒くなると予想されています。

身も心もあたたかな編みもの。いかがでしょうか😊

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