皆さんは、パスタ、スパゲッティといえばどんなものを思い浮かべますか?
ミートソース?ナポリタン?それともカルボナーラ?
今日は、ローマの友人に聞いたカルボナーラについてのお話を書こうと思います。
ベーコンと卵と黒胡椒のクリーミーなソース。
私はてっきりローマの伝統料理だと思っていました。
しかし第二次世界大戦より前のローマの料理本には、出てこないそうです。
私も調べた時には驚きました。
いろいろな説があるそうですが、私がローマの友人から聞いた話はこのようなものでした。
第二次世界大戦中にアメリカ兵がイタリアに上陸した際、彼らはローマの近くのレストランに到着しました。
レストランの所有者は戦争のため、いくつかのパスタのパックの他には何も残っていませんでした。
兵士たちは彼に何か料理をしてもらえないかとたずねましたが、彼はパスタ以外に何もありません。
兵士たちは彼に持っていた典型的なアメリカンブレックファーストであるベーコンと卵を与えました。
イタリア人の料理人はベーコンと卵のソースのスパゲッティを作り、アメリカ人には灰のように見える黒胡椒をスパゲッティにふりかけました。
“石炭の灰””カルボーネ”
その料理が ”カルボナーラ” と呼ばれた理由です。
面白いお話だとおもいませんか?
私はこのお話を聞いた日に無性にスパゲッティカルボナーラが食べたくなって、Kikyo風カルボナーラを作りましたよ😁✨
日本ではおなじみのカルボナーラ。
お料理にまつわる伝説や言い伝えを知ると、ますます親しみがわきます😊💕
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