私は歌とピアノの先生をしています。最近は大人のレッスンを主にしていますが、小さなお子さんを教えることもありますし、生徒さんのお子さんが遊びに来てくれることもあります。
大人と子供では、集中できる時間が違います。
それは、自分が習いたいのか。それとも(親に)習わされているか。によっても違うのだろうと思います。
自分自身が興味を持ったことに関しては、時間を忘れて取り組んだ経験はありませんか?
人は”学びたい”と心から望んだ時、たくさんの知識を吸収します。
音楽も”基礎”はとても大切ですが、自分のお氣に入りの曲を練習するときの方が集中力があがります。
語学も机に向かって勉強するより、外国人の友達や恋人を持ち彼らと話すために勉強する方が身につくのではないでしょうか😁
何かしらの学びは一生続きます。何ごとにもワクワクする氣持ちを持ち取り組みましょう😊✨
お子さんに何かを学ばせたいときは、そのことに興味を持つように工夫してあげるのが良いですよ。興味を持ったことへの子供の集中力はすごいですから😉
成功体験はモチベーションをアップさせるために重要です。
できたことは、必ず褒めてあげる。そうすることで次もがんばろうという意欲がわきます。
大人になれば褒められる機会が少なくなります。だから、家族や友達、パートナーをたくさん褒めてあげましょう。
私の生徒さん達はとても優秀ですから私は自然に生徒さん達をたくさん褒めます😊
私がピアノを習っていた頃は、先生がとても厳しく一音間違えるたびに手や頭を叩かれていました。毎週のレッスンがストレスで音楽が楽しくなかったです。一対一の密室で。お洋服についてや持ち物、顔にまでケチをつけられて😣 今の時代ではハラスメントです。私はずっと黙って我慢しましたが、一年後にそのピアノのお教室をやめました。そこで音楽的な知識は何も学んでいないように思います。ビクビクおびえながら、何も身につかないレッスンでした。
今現在、教えるがわの立場になり思うことは、絶対にあのような教え方をしてはいけないということです。音楽は”音を楽しむ”と書きます。数学のように答えは一つというものではありません。一人一人の個性を伸ばすのが私たち音楽教師の役目であり、のちの時代へクラシック音楽を継承していかなければならない立場です。
何ごとも経験です😜 今先生となって楽しいレッスンを心がけるために、私にはあの厳しくツラい学びが必要だったのかも知れません😅